2025年7月の参議院選挙で大きな注目を集める「日本保守党」。
「既存の保守政党にはない率直さ」「真正面からの愛国メッセージ」が支持を広げ、SNSでも爆発的に話題です。
代表の百田尚樹さんといえばベストセラー作家として知られる一方、鋭い政治論評でも人気。
今回は「日本保守党」の政策や背景、百田尚樹代表の人物像を初心者でもわかるように詳しくまとめました。
これからの日本の選択肢の一つとして、ぜひ知っておきたい新勢力です。
「日本保守党」とは?背景と立ち上げの経緯
日本保守党は2023年秋に設立された、まだ新しい政党です。
設立の背景には「既存の保守政党が本当に保守と言えるのか?」という疑問と危機感がありました。
創設メンバーの百田尚樹氏、元東京都議の小野田紀美氏(その後離党)、有本香氏らが掲げたのは、真正保守の理念。
「言論の自由」「歴史観の自立」「移民政策への慎重姿勢」「国防の強化」「家族の価値観の尊重」など、日本の伝統と文化を守る視点からの政策を打ち出しています。
SNSやYouTubeを使った積極的な情報発信で支持を拡大し、特に保守層や若い層から「分かりやすい」「はっきりものを言う政党」として人気を集めています。
「日本保守党」の主な政策
- 国防の強化:自衛隊の増強、装備の近代化、抑止力の向上
- 移民制限・外国人規制の厳格化:無制限な移民受け入れに反対
- 自主憲法制定:憲法改正ではなく「日本人の手による新憲法」を制定
- 歴史観の自立:自虐史観を払拭し、正しい歴史教育
- 家族・伝統文化の尊重:家族制度の保護、皇室の尊厳維持
- 規制緩和と減税:経済成長を重視しつつも、日本らしさを守る経済政策
- 言論の自由を守る:表現の自由への不当な制約に反対
特徴は、「他党が口を濁すテーマにも正面から向き合う」ところ。
移民政策への厳格姿勢や、憲法「改正」ではなく「自主憲法制定」を掲げるなど、真正保守を標榜しています。
「日本保守党」の歴史と活動
- 2023年9月:設立準備会を発足
- 2023年10月:党名「日本保守党」発表
- 2024年初頭〜:街宣活動、全国行脚、YouTubeライブなどで支持を拡大
- 2025年参院選:初めての国政選挙への挑戦
SNSでの拡散力が大きな武器で、動画や街頭演説をリアルタイムで公開し、「開かれた政治活動」をアピールしています。
「既成政党に対する失望感」「声をあげたい保守層」からの受け皿として支持を集めています。
代表・百田尚樹氏とは?


百田尚樹さんは作家、放送作家として著名。
「永遠の0」「海賊とよばれた男」などベストセラー小説の作者であり、保守的視点からの歴史観や国防論をわかりやすく伝える論客でもあります。
百田尚樹(ひゃくたなおき)
- 生年月日:1956年2月23日
- 出身地:大阪府大阪市
- 代表作:「永遠の0」「海賊とよばれた男」など
- 特徴:鋭い批判精神と率直な物言い、ユーモアも交えた語り口
政治の世界では無所属の論客として保守系メディアで活動してきましたが、「日本保守党」を創設し「言葉だけでなく行動で保守を示す」立場を選びました。
応援する声には「忖度しない姿勢が心地良い」というものも多いです。
まとめ
「日本保守党」は2023年に誕生した新しい保守政党で、移民制限や自主憲法制定、国防強化といったテーマを真正面から訴える姿勢が特徴です。
SNSを駆使して「既存政党にはない率直さ」を打ち出し、多くの支持を集めています。
代表を務めるのは作家の百田尚樹氏で、言葉だけでなく行動でも「保守」を示す姿勢が注目されています。
2025年7月の参議院選挙が、党にとって初めての大きな国政選挙への挑戦となります。

「日本保守党」はまだ新しい政党で、課題もあると思います。
でも「移民政策を正直に議論する」「自主憲法を真剣に考える」といった、日本の未来を考える上で避けられないテーマを真正面から語る政党は貴重だと感じます。
既存政党に不満や物足りなさを感じている人にとって、新しい選択肢の一つになるかもしれません