最近も週刊誌を賑わせる芸能人や政治家の不倫スキャンダル。
「なぜあんなに大騒ぎになるの？」「不倫ってそもそも犯罪なの？」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、芸能人が不倫した場合のダメージやリスク、一般人との違い、法律上の制裁（刑事罰や民事責任）、さらに会社員が不倫で懲戒解雇になる可能性などをわかりやすく解説します。
不倫問題は誰にでも起こり得るからこそ、正しい知識を身につけましょう。
芸能人・有名人が不倫した時の影響とリスク
芸能人が不倫を報じられると、大きな社会的注目を集めるのは「イメージ商売」だからです。
スポンサー契約、CM、番組出演は「好感度」を前提に成り立っています。
不倫報道でイメージが崩壊すると
- スポンサー契約の打ち切り、違約金請求
- テレビ・CM出演停止、降板
- 世間からの批判やバッシング
- ファン離れ、イベント中止、売上減少
過去には数千万円～億単位の違約金を支払ったケースもあり、経済的ダメージは甚大です。
また、イメージ回復まで長い時間がかかることも多く、芸能活動が事実上ストップするケースもあります。
不倫は犯罪なのか？刑事罰は？
「不倫は犯罪なの？」と聞かれることがありますが、日本では不倫（配偶者のある者との性的関係）は 刑法上の犯罪ではありません。
つまり 刑事罰（逮捕や懲役）はない というのが大原則です。
しかし、民事上の不法行為にはあたります。
不倫（不貞行為）は、配偶者に対する婚姻の貞操義務違反とされ、慰謝料請求の対象になります。
不倫の慰謝料の目安
- 一般的な慰謝料相場：50～300万円程度
- 結婚年数や未成年の子ども、離婚に至ったかなどで増減
- 複数回の不倫や悪質性が高い場合は数百万円になる例も
配偶者に対しても、不倫相手に対しても、慰謝料を請求可能です。
一般人の場合の会社への影響
「有名人は大ごとになるけど、一般人は平気？」というと、そうとも言い切れません。
特に 会社員の場合、就業規則違反や信用失墜行為として処分される可能性 もあります。
- 公務員・教員・大企業では倫理規程違反で懲戒処分のケースあり
- 管理職・役員クラスは会社イメージを損ねるとして重い処分も
- 社内不倫の場合はパワハラ・セクハラ認定のリスクも
近年はSNSや週刊誌の発達で「一般人の不倫」も暴露され、企業イメージを守るために厳しい対応を取る会社も増えています。
爆速Xマソ一般人でも懲戒処分などのケースが・・・
不倫って怖いですね！！
政治家の場合のリスク
政治家の場合も「有権者からの信頼」が前提の仕事です。
政治家の不倫報道のリスク
- 支持率低下
- 選挙での敗北
- 党からの処分
- 公認取り消し
- 代表辞任
など、政治生命に直結することもあります。
まとめ
芸能人や政治家の不倫報道は、イメージ商売だからこそ大打撃になる。
スポンサー契約の打ち切り、巨額の違約金、活動停止などリスクは計り知れません。
一般人でも 刑事罰こそないものの、民事上の慰謝料請求や社内での懲戒処分など現実的なリスクは無視できません。
「プライベートの問題」と軽く考えず、家族や社会との信頼関係を大切にし、リスクを正しく理解して行動することが大切です。
