2025年11月26日、元「TOKIO」の国分太一さんが都内で会見を開き、一連の問題について深く頭を下げました。
番組降板から活動休止に至るまでの経緯、そして「何がコンプライアンス違反だったのか分からない」という苦しい胸の内も語られました。
本記事では、国分さんの会見内容を整理しつつ、
- 日テレとのやり取り
- 人権救済申し立てとは何なのか
- ファンとして応援するにはどうすればよいのか
を分かりやすくまとめてお伝えします。
国分太一さん、会見で深々と謝罪
冒頭、国分さんは次のように語りました。
「自らの行動で傷つけてしまった当事者の方に、遅くなりましたが、心からお詫び申し上げます」
今回の問題は、過去のコンプライアンス上の問題が複数確認されたとして、
2024年6月に「ザ！鉄腕！DASH！！」を降板。
その後、活動を無期限休止しました。
しかし国分さん自身は
「どの行動がコンプライアンス違反か答え合わせができていない」
と苦悩を語り、釈然としない状態のまま活動停止が続いていたことを明かしました。
降板を告げられた実際の経緯
国分さんの説明によると、日テレを訪れた際に突然「聞き取り」が始まったといいます。
- 日テレの制作局長やプロデューサーと挨拶の予定だった
- 突然、コンプライアンス局と弁護士が同席
- 事前通知のないヒアリングが開始
- 録音しようとしたが止められ、削除を求められた
- その後、執行役員から降板が伝えられる
国分さんはこれを
「頭が真っ白になった。とても冷静ではいられなかった」
と語っています。
「人権救済申し立て」とは？
国分さん側の弁護士は、日テレの対応に「瑕疵がある」として日弁連へ 人権救済申し立て を行っています。
▼ 人権救済申し立てとは？
弁護士会が
- 不当な扱い
- 過度な名誉毀損
- 立場を利用した圧力
などによって「個人の人権が侵害された」と疑われる事案を調査し、必要に応じて改善を勧告する制度です。
法的強制力はありませんが、公的に“問題提起できる”強力な手段であり、社会的な注目が集まることも多い仕組みです。
国分さんはこの制度を利用した理由について
「株式会社TOKIOだとメンバー2人に迷惑がかかる。誰にも迷惑をかけない方法として弁護士に相談した」
と説明しました。
TOKIOは解散しても「メンバーはメンバー」
今回の件でTOKIOのメンバーへ迷惑をかけたことを悔やみつつ、国分さんはこう語りました。
「誰か1人が欠けたら解散しよう、と3人で決めていた」
「解散したけれどもメンバーはメンバー。ともに歩んでいきましょうと言ってくれた」
長年苦楽を共にした絆は、形式上の解散後も続いていることが分かります。
また、外部の専門家による研修を複数回受けたことを明かし、
「私の人生のほとんどはTOKIOだった」
と振り返りました。
国分太一さんを応援するためにファンができること
今回の件は非常に複雑で、事実関係がすべて明らかになったとは言えません。
しかし、国分太一さんを長年応援してきたファンとしてできることは確かにあります。
① 国分太一さんの“公式の言葉”を受け止める
憶測やSNSの断片情報ではなく、
本人の記者会見での発言をしっかりと読み、理解することが大切です。
② 誹謗中傷に加担しない
ネットはネガティブな言説が広まりやすいため、
国分さんに関するフェイク情報や中傷は徹底してスルーしましょう。
③ TOKIOの過去の作品や出演番組を応援する
活動休止中でも、
- CD・DVD
- 配信
- 過去のレギュラー番組の視聴
など、足を引っ張らない応援は可能です。
国分さんが語ったように、仲間との絆は消えていません。
④ 復帰を急かさず、静かに待つ
本人が「今は身の振り方を考えられない」と語っていることからも、ファンは 焦らず静かに見守る姿勢 が何よりの支えになります。
⑤ 声援はポジティブに
SNSでの「戻ってきてほしい」「応援しています」などの優しい言葉は、本人にも届きやすく、心の支えになります。
まとめ
今回の会見では、国分さんの
- 深い反省
- メンバーへの思い
- 事務所や関係者に迷惑をかけたくないという気遣い
が強く伝わってきました。
「人生のほとんどはTOKIOだった」と語った国分さんが、再び笑顔でファンの前に立てる日が来ることを、多くの人が願っています。
復帰の形はまだ見えなくても、ファンとして静かに、しかし温かく見守ることが最も大きな応援 となるはずです。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
