今回は、今どき珍しい8㎜フィルム専門店の「有限会社レトロエンタープライズ」を紹介します。
その珍しさから、金曜日にテレビ東京系列で放送されている所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!でも度々登場しています。
この記事では「有限会社レトロエンタープライズ」についてまとめました。
「レトロエンタープライズ」について
外観もレトロな感じですね〜♪
でも、初めて一人で入るには少し勇気が必要かも・・・
基本情報
有限会社レトロエンタープライズ
- 住所:東京都墨田区亀沢4-16-7 鈴木ビル1階
- 電話: 03-3829-2776 (直通)070-5014-2776
- 営業時間:11時~19時(土・日曜日 11時〜17時)
- 定休日:なし(不定休)
- 代表者:神山隆彦
*不定休なので事前に確認して訪問した方が無難です
中は見知らぬ機械だらけ!!
マニアの方にはたまらないのでは無いでしょうか!?
沿革
- 1985年9月 業務用ビデオ機材を雑誌「ビデオサロン」誌(玄光社)で通信販売する「特機通販」として開業。
- 1988年12月 パラマウント映画「ブラック・レイン」にてリドリー・スコット監督付助手を担当。
- 1989年2月 有限会社ホワイトバランスとして法人化。
- 1996年5月 8mmフィルム用の中古機材を雑誌「ビデオサロン」誌(玄光社)で通信販売する「レトロ通販」として営業開始。
- 1997年11月 墨田区亀沢4-12-9に実店舗を構える。
- 2000年10月 有限会社レトロエンタープライズに改称。
- 2005年 ドイツ GK-Filmとの提携によるフィルムの生産業務を開始、同年11月に現像業務を終了した育映社の機材と人材を引き継ぎ、8mmカラーリバーサルフィルムのためのE-6現像による現像業務を新たに開始する。
- 2007年 映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」の劇中において16ミリ映画を上映するシーンを担当。主人公が操作するエルモ社製「躍進号」映写機は同社が整備・提供した物である。なお実際の撮影では別の輝度の高い16ミリ映写機を用いて主人公の背後から映写した。
- 2008年4月21日 発売された大人の科学製品版「8mm映写機」は、同社が、学習研究社(現在の学研ホールディングス、「大人の科学」部門は学研教育出版)と共同開発したものである。
- 2011年 映画「ALWAYS 三丁目の夕日’64」の劇中にて使用するカラーテレビ全般を担当。山崎貴監督が指定した昭和38年松下電器製19型カラーテレビ「TK-36D型」の中古を高知県から探し出し、レストア作業を行い新品同様に仕上げ、劇中で主人公が新しく購入したカラーテレビとして使われた。同映画のエンドロールに同社の名前が表記されている。
- 2021年 Netflix配信ドラマ「全裸監督」シーズン2の劇中にて使用する1980年代後期から1990年代初頭にかけての実際のビデオ撮影機材、編集機材の調達全般を担当。監督の希望で「装飾品」ではなく実際に動作することが条件とされ、劇中では実際にテープをかけて編集している。また編集担当の俳優たちへの演技指導も行い、同作品のエンドロールに同社の名前、担当した代表者名が表記されている。
- 2022年2月1日 旧社屋老朽化のため墨田区亀沢4-16-7に移転。
概要
白黒リバーサルフィルムトライXについても2011年9月より白黒リバーサルフィルムの自社現像をはじめた。
富士フイルムのシングル8用フィルムについては、2013年9月の富士フイルム純正現像業務の終了後、同社が世界で唯一のシングル8用フィルムの現像施設となっている。
同社では、8ミリ、16ミリ、9.5ミリのフィルムからのデジタルテレシネ業務を行なっているが映写画面を再撮影する、いわゆる簡易テレシネではなく、ソニーの高品位放送業務用テレシネ装置BM-2100 HD改造機、およびCanonEOS 5D mk2を用いる「フレームbyフレーム方式」でのフルハイビジョンキャプチャーを行なっている。
まとめ
この記事では、今どき珍しい8㎜フィルム専門店の「有限会社レトロエンタープライズ」についてまとめました。
8㎜フィルムの種類によっては、現像ができるのは世界で「有限会社レトロエンタープライズ」だけのものもある貴重なお店です。
テレビ番組で度々取り上げられるわけですね!!
昔撮ったままで現像していないフィルムや映写機がなくて見られなくなってしまったものなどは「有限会社レトロエンタープライズ」に相談してみる価値がありそうですね。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。